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常に妄想まっしぐらな腐女子的ブログ。 基本的に年齢制限無し。けどたまに爆弾発言。

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2024/04/26(Fri)07:03:09

解釈が微妙にずれているかもしれません。いえ、完璧にずれています。
そして今回はピスメでやってみました。
原作読んでない方、史実パロ、死ネタ、色々読者様に優しくないです。
それでも宜しいなら続きからどうぞ↓

お題はPM 03:45さんからお借りしました。著作権はPM 03:45さんにあります。
サイトはこちら→0345.xxxxxxxx.jp/index.html





1.白く濁った二酸化炭素

はぁ、と息を吐いてみる。
一瞬白く濁る自分の息は次の瞬間にはもう見えなくなっていた。
年に一回必ずこの季節はやってくる。
嫌いではない。しかし好きでもない。
「ぷぎぃ?」
腕のなかでサイゾーが心配そうに見上げてくる。
「大丈夫、ですよ。」
白く濁った二酸化炭素 は 私が生きている証拠

総司


2.堕ちてく感覚すらない

きっと今頃あいつは俺達のことなんか忘れてのんきに笑ってるんでしょうね。
あの日から随分たったけど俺は先生のこと忘れていませんよ?
今日はやっと第一の目標が達成できそうなんです。
これを達成したら先生にもっといい光景をお見せできるはずです。
見ていてください先生。必ずあなたを喜ばせて見せます。
「さあ 始めましょうか先生。」




3.不幸と紙一重の幸福

「お身体をどうか大切になさってください。」
山崎さんはずっとそればかり。
私だって自分の身体のことぐらい解ってますよーだ。
・・・もう残された時間が少ないことも。
安静にしていなければもっと時間を少なくするということも。
でも、だからこそ私は────
「鉄くーん!何やってるんですか??」
自分の身の不幸よりも自分が幸福だと思える時間を優先する。

総司


4.流れる時間は私を置いて

鉄がいつの間にか成長して。
山南サンがいなくなって。
不穏な空気が漂うようになって。
あぁ俺は今まで何を見てきたんだろう。
何を見て生きてきたんだろう。
まるで自分を置いて物事が進んでいるようだ。
「どうして・・・。」
答えが でない。

辰之助


5.望むのはただひとつの

きっとお前は戻ってこない。
俺は分かってた。でも止めなかった。
だってそれがお前の出した答えだったから。
俺がどうこう言う必要ないし。
でもそれって言い訳だったみたいだ。
現に俺、すごく後悔してる。
現場で見たのはお前じゃないと信じたい。
信じさせてよ、ネ?
神様がいるのならサ、望むのはただひとつ。
ただひとつのあの日常

新八


6.そして笑顔でさよならを

じゃあ俺行くわ。
そう言ってお前は俺の前から消えようとした。
正確に言えば消えた。
で、俺の前に現れた時は最悪の再開だった。
それでもお前は俺のダチだった。
だからお前を忘れる事なんて出来ねぇんだョ。
「泣くなよ、笑ってる方が可愛いぜ?」
最期でやっと軽口叩くのかよ。おせぇよ。待ってたんだョ?
「あっちで・・・待ってろ。」
せめてさよならくらいは笑顔で言ってやるさ。

新八と平助 史実に基づいたパロ


7.それは愛という感情です

最近胸がおかしいんだ。
豪快にメシ食っても、訓練しても、笑っても。
あいつが隣にいたら変な気持ちになる。
こいつメシの量少ねーとか、華奢な身体のくせに強椀だとか、笑顔が一番いいな、とか。
俺、どうしちまったんだろう?
「そいつぁ左之、愛しちまってんだよ。で?相手は誰だ?」
それはありえねぇぜ、平助よ。だって相手は────

左之助と平助 相手はご想像に。


8.午前零時の鐘の音

屯所内はしぃんと静まりかえっている。
しかし眠れないのだ。明日の未来が視えてしまった。
この出来事はきっと歴史に刻まれるのだろう。
どうあがいても己にはとめられないのだ。
「運命など・・・所詮こんなもの。」
誰も聞いていない。誰も気付かない。
あぁ書き換えることが出来れば。きっと・・・。
時を告げる鐘が鳴る。零時を越えてしまったようだ。
もう、引き戻せぬ。




9.涙で君の血を洗い流すの

この一件が終わってからすぐに俺はあいつの元へ駆けつけた。
「ぱっつぁん!!!!」
そこには血まみれのあいつがいて。
「・・・・・・」
言葉が出ないと言うように立ちつくしていた。
思わず抱きしめてしまった。そして目から流れ落ちたのは涙、なのだろうか。
「    」
何か言おうとしたあいつが何も言わずにぎゅっと抱き返してきた。
俺の涙が彼の血を洗い流すように。
ただただ彼を抱きしめながら泣いた。

左之助と新八 かなりの妄想


10.愛したかったと今更ながら

「姉上」
そう呼びたかった。
たったそれだけの言葉が口からでなかった。
どうしてどうしてどうして
今になってわかった姉上の愛情。
どうしてどうしてどうして
気づけなかったんだろう。
酷く後悔している。今更ながら。
できたなら。俺に注がれた愛情の分だけ。
いや、それ以上に彼女を
愛したかった。

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2009/04/23(Thu)21:41:20
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